肖像や風景などをうつす試み
少しずつ、ですが、写真を撮る、という行為を外へと開いていきたい、と思っています。
そしてそれは、私自身を恐れながらも、外へとひらく試みでもあります。
いつまで続けてみるか、今の私に続けられるのか、何もわからない状態ですが、それでも、世界に触れ、触れられて、私も、あなたも存在しているということを確かめるように、写すという行為を行ってみたい。
それは、祈りのような行為でもあるかもしれません。
前置きが長くなりましたが、新しい試みとして、肖像や風景など、ご依頼をいただいた方のご希望をお聞きして、写真を撮る、ということをしたいと考えています。
様々な理由があり、いわゆる、お仕事、という形をとることは難しいのですが、ご興味を持ってくださった方は読んでいただけると嬉しいです。
→2024.11 現在、金額を決めたおしごととしての撮影もお受けしております ( 生活や制作に充てる為、今後はこちらを増やしていきたいと思っております)
ご相談など、お気軽にお声掛けください🕊️
【 写すものについて 】
✴︎ 肖像
おひとりでも、ご家族でも、パートナーさんと、大切な動物の家族と、どんなかたちでも
✴︎ 風景
大切な場所、残したい風景、風景と共に撮ってほしい、というかたち
✴︎ もの
作品や絵、お店のお品物や服、装身具など
✴︎ その他
上記にないもの
差し支えがなければ、撮らせていただく前に、お茶などしながら、少しお話しを聞かせていただけたらうれしいです。
基本的にはモノクロフィルムで撮影したいと考えておりますが、カラーフィルムでも撮ってほしい、などのご希望があればお伝えください。
【 お代金について 】
この試みでは、撮影のお代金については、金額を設定しない形をとろうと思っています。
代わりに以下の中から選んでいただけたらいいなあ、と思っています。
✴︎ なにかと交換
育てたお野菜やお米など、場所への滞在、その方がされていること( たとえば、ボディーワークや、ヒーリングなど ) を体験させていただく…
などなど、心地よいエネルギーの交換ができたらと思っています。
✴︎ ドネーション
もちろん、おかねという形をとって、お気持ちを頂けることもとても嬉しいです。
ドネーションの金額などは、撮影が終わり、感じたままにお任せいたします。
✴︎ その他
私が思いついていないことで、何かご提案があれば、気兼ねなくご相談してくださると嬉しいです。
撮影に関してのお代金は以上のような形となりますが、フィルムと現像にかかる費用、また遠方の場合などにかかる交通費などはできる限り実費でお願いしたいと考えております。( その辺りも、ご相談しながら進めていけたら、と思います )
また撮影の内容によっては、私にとって難しいと感じた場合、申し訳ありませんがご相談の上、こちらからお断りすることがございます。
【 私について 】
日下部 邑里 ( くさかべ ゆうり )
1994年生まれ、京都で長く暮らし、現在は北海道でおおらかな自然に囲まれて過ごしています。
10年ほど前から、心の病と共に歩んできました。
今も、症状は良くなったり、悪化したり、を繰り返しています。
病気になってから、自分を見つめ直す過程で写真に救われ、またからだや心と向き合うワーク( ヨーガや、踊ること ) とも出逢いました。
写真は、はじめは自分の抑圧してきた感情を吐露するために、死なないために撮っていました。フィルムに出逢ってからはより深く、影や光、生れ滅ぶことが、隔たりなく在る風景や、その人をうつせたら、と思い、いまも撮り続けています。
【 試みにあたってのお願い 】
現在も、心の病による調子の浮き沈みがあり、写真を撮る日にもひょっとしたら動けなくなってしまうことがあるかもしれません。
できる限り元気な状態でのぞめるよう、心身を整えたいと思いますが、悪化してしまった場合は日程をずらしたり、見送らせていただいたりする可能性があります ( キャンセルになってしまった場合は、お代の交換や、フィルム代は勿論戴きません)。
また、ご連絡をお返しするタイミングも、調子によって遅れてしまう可能性があります。
仕事だと、そんなことは許されない、と今まで思ってきたのですが、いまはできる限り自分のからだと心の調子を大切にしてあげたい、と思っています。
それでも大丈夫だよ、と受け入れて頂けるなら、こんなに嬉しいことはありません。
また、逆も同じで、撮ってほしいとお願いしてくださった方についても、当日の体調、心の調子、家族のあれこれなど… その日にうつるのが難しくなってしまうことがあるかもしれません。
どうか当日でも、お気兼ねなくお伝えいただければと思います。( キャンセル料なども、ございません )
おたがいに、心地よく、無理なく、いられたらな、と思っています。
今年から来年にかけて、パートナーの熊谷隼人の巨きな絵の巡回展のお手伝いで、本州にいる時間も多くなりそうです。
交通費などをあまりかけずにお伺いすることができるかもしれないので、ご興味を持たれた方はご相談だけでも、ご連絡をいただけると嬉しいです。
ご連絡は、contactページから、または
[email protected] までお願いいたします。
ここまでお読みくださり、感謝いたします。